『脱力』と『関節技』

『脱力』とはまさに力を抜くことなのですが、これが難しいんですよね。

 

 師匠の整体院に勤めていた頃に、気功を勉強している同僚がいました。その同僚が空いてる時間によく、その場で脱力して転ぶ練習というのをやっていまして、おもしろいけど意味わからんと当時の私は思っていました。

 かすかな記憶なので定かではないのですが、背後で『ごん!」という鈍い音を聞きました。どうやら転んだときに頭を打つ音らしいのですが、力が抜けていると転んで頭を打っても痛くないとか。私は痛いの嫌いなので怖くて試したことはないのですが。

 今頃になってようやくその練習の意味が分かってきました。友達は私の10年先を行ってたんですねー。

 最近は私もどうしたら脱力できるかなんてことばかりを考えて、毎日ふにゃふにゃ生活しています。転ぶ練習はしてません。

 

 学生の頃に武道をやっておりまして、腕の関節技を色々と覚えたのですが、関節技って下手に抵抗しなければ、極まりきるまでは気持ちいいんですよね。なにかこれには脱力に通じるものがあるのでは〜と考えました。

 

 技をかける時には、相手に抵抗させないために、瞬時に相手に力の入らないポジションに腕をもっていく必要があります。このポジションまで持っていかれてしまうと抵抗しようにも力が入らないのです。

 そう、まさにこのポジションこそが『脱力』ポジションなのですよ、力を入れようにも入れられないというね。

 つまり、このポジションに自分から持っていけばいいってことですよ。武術や格闘技の経験のある方だったら、何となくイメージつくのではないでしょうか。

 

 ここで書くとまた長くなりそうなので、詳しいお話はご来院くださいませ。

だいぶ商売上手になってきた。


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コメント: 2
  • #1

    zero (水曜日, 28 10月 2015 00:11)

    脱力をしたいのなら、筋弛緩剤でも打てば感覚として
    得られるのではないでしょうか?
    まぁ、そうそう打てるものではないでしょうけど。

    小さい頃、斜視の検査で、目の筋弛緩の為の
    目薬を打ったのですが、体がふにゃふにゃの感じに
    なりました。

  • #2

    ツチヤ (水曜日, 28 10月 2015 11:32)

    zeroさん、コメントありがとうございます。
    それとっても面白いですね〜
    本当にふにゃふにゃの状態、私も一度体験してみたいです。
    こういうのは体験に勝るものはないですからね。

    個人的に気になるのは、その間、報酬系ホルモンの作用による
    動作に伴う快感覚は発生するのかというところですね。
    筋肉緩んでたら必要ないですもんね。