動作をイメージしてみる。

 最近思うのですが、この「動作をイメージしてみる。」と言うのが非常に大切なのではないかと。


 突然ですがイメージしてみてください、あなたがスキップしている所を。上手く頭の中に動画が再生されたでしょうか?


 ものすごい人に見せられないようなスキップが再生されませんでしたか?わたしの初回上映は自分でも笑っちゃうくらい不細工なスキップでした。ちなみにイメージは自分ではなくてハイジでしたが。


 しかし、これをめげずに何度も再生し頭の中で繰り返しシミュレートします。

 するとなんということでしょう、ハイジが楽しそうにアルプスの山道をスキップする様子が容易に再生できるようになりました。



 これがいわゆるプロのスポーツ選手がおこなうイメージトレーニングと言うものなのではないでしょうか。ひとの頭の中はわからないので、あくまでも想像なのですが。


 頭の中でスムーズに動けるようになったら実際に動いてみる。そしてイメージとの食い違いを探して修正し、さらに頭の中でもスムーズに動けるように再生してみる。


 この繰り返しによって、イメージと実際の動作を一致させることができるのだと思います。シビアな動作を要求されるトップアスリートの世界では、イメージと動作の小さなずれが成績に大きな影響をあたえるでしょうから、必須な練習なのでしょうね。


 私のような一般人にはそこまでのシビアさは要求されませんが、「力を抜いて歩いてみる」とかやってみたけどできなかった、なんて方には有効だと思います。まずは頭の中でイメージしてみる。ぜひやってみてくださいイメージが動作を変えることを実感できると思いますよ。



きっとトップアスリートの頭の中ではハイジはそれはそれは楽しそうにスキップするのだろうなーと。伊集加代子さんの歌声に乗せて。